9/20号 ③ Windows 10 21H1、12月パッチをもってサポート終了

セキュリティニュース

ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。

〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う

ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。

〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスの
  データベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う

ニュース概要

-9月15日(現地時間)、Microsoftより、Windows 10 バージョン 21H1のサポートが12月をもって終了するにあたっての告知ページが設置されています。

– 当該バージョンの月例セキュリティパッチは12月13日リリース予定のものが最後となり、以後当該バージョン内での更新は行われなくなります。

– 現時点での最新バージョンである21H2か、秋~冬にリリース予定の22H2へのアップグレードが強く推奨されます。

AUSからの所感

Windows 10の「大型アップデート」は、2004より後、20H2・21H1・21H2がいずれも2004と殆ど中身を共有している小規模な更新であること、4月に21H2が基本的に全てのPCに提供されるようになったことから、万が一21H1以前でアップグレードを止めている場合は速やかに21H2へのアップグレードを進めることが肝要です。

一方で、Windows 10自体のサポート期限も2025年10月までとなっており、後継となるWindows 11が要求するスペックは今から5年ほど前にリリースされたPCでも満たされない可能性があるため、「PC 正常性チェック」の実行等を行い、11を実行するための最小システム要件を満たさないPCを洗い出し、それらのPCは無理に11を入れるのではなく、新しいPCへのリプレースを行うよう準備することもまた大事でしょう。