ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。
〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う
ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。
〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う
ニュース概要
– 12月6日(日本時間)、フィッシング対策協議会より、11月に寄せられたフィッシング報告状況が発表されました。
– 11月度の報告件数は70,204件で、10月度(https://www.antiphishing.jp/report/monthly/202210.html )の78,126件から7,922件減少しています。
– フィッシングサイトのURL件数も24,114件と、10月度(29,604件)から5,490件の減少、フィッシングに悪用されたブランド数は87件で10月度(89件)から2件減少となっています。
– Amazonを騙るフィッシングが全体の約36.5%と急増(10月度20.9%)、以下国税庁・楽天+楽天カード・セゾンカードおよびえきねっとを騙るものと合わせて全体の約74.9%を占めたとのことです。
AUSからの所感
報告件数が8万件を超えていた3~9月度から一転、2か月連続で減少傾向を見せていますが、過去には12月・1月といった年末年始に急増したケースもあり、油断はできません。
フィッシングサイトで使用されるTLDの割合は、.topが約36.9%でトップ、次いで.org(約23.0%)と.ly(約18.1%)、以下.com、.cn、.icu、.shopが上位に挙げられています。
スマートフォンユーザーを狙い、モバイルネットワーク以外からは見れないフィッシングサイトもあるとしており、フィッシングからの効果的な回避のため、利用しているWebサイトへのアクセスは事前に登録したブックマークや公式のモバイルアプリからアクセスするよう心掛けるとともに、PCはもちろんスマホ・タブレットにおいてもアプリストアやソーシャルネット等で評価されているセキュリティアプリのインストールを検討することを推奨致します。