ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。
〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う
ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。
〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う
ニュース概要
– 12月23日、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)より、「2022セキュリティ十大ニュース」が発表されました。
– 今回は1位に「ロシアがウクライナへ軍事侵攻」が取り上げられ、次いで2位「取引先企業へのサイバー攻撃でトヨタ自動車の国内全工場が稼働停止」、3位「全市民46万人余の個人情報入ったUSBを紛失 尼崎市が発表」、4位「KDDI大規模通信障害 丸2日間」、5位「大阪急性期・総合医療センターでランサム被害」と、国内で大きく報じられたセキュリティインシデントが挙がっています。
– またマルウェア関連では7位「休眠から再び戻ってきたEmotetが活動再開」、ソフトウェアの脆弱性関連では10位に「Log4jの脆弱性」が挙がっています。
– 昨年はランクインしていなかった「セキュリティにかかわる制度の発足や世相などのニュース」も、今年は6位「経済安全保障推進法公布」、8位「改正個人情報保護法施行」、9位「デジタル庁発足1周年」が挙がりました。
AUSからの所感
1位のロシア対ウクライナ関連では、侵攻開始前後から発生しているサイバー攻撃の他、双方がニュースメディア・ブログ・SNS等において自軍への支持を得るための戦いを繰り広げていることにも言及しています。
2~5位に相次いで挙がっている国内のインシデント等も鑑み、JNSAでは「セキュリティの事件事故は日常茶飯事になり、毎日起こる交通事故と大差ない報道ぶりになってきた」等としています。
年末年始にこのような振り返りが行われるのはどの分野でも定番で、セキュリティ関連でも他の団体・企業がそれぞれの立場や視野から発表する同種のランキングはそれぞれ異なった顔ぶれ・順位となるとみられ、視点や取り上げる範囲等の違いによる差異を踏まえながら複数の記事を参照することにより、情報セキュリティに関するトレンドを幅広くキャッチアップすることが大切でしょう。