2/1号 ② ゲーム配信プラットフォーム、無断配布サイトを批判…

セキュリティニュース

ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。

〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う

ここで紹介するニュースは、ほとんどの場合下記の方法で対策できます。

〇 OS、アプリケーション、アンチウイルスのデータベース等を常に最新の状態に保つ
〇 UTM導入等によるネットワーク全体の防御を行う

ニュース概要

– 1月18日(現地時間)、PC向けゲーム配信プラットフォームitch.ioより、同サイトのゲームソフトを無断で配布しているサイトを批判する声明が出されています。

– itch.ioのTwitterアカウントから、無断配布サイトとしてSoftonicを名指しし、開発者からコンテンツを盗み、無断配布しているページを広告で覆い尽くし、サーチエンジンで元の配布ページより上位に出るように工作するのをやめるよう呼び掛けています。

– ツイートでは、itch.ioのあるゲームが問題によって取り下げられた後もSoftonicで公開され続けていることも指摘し、開発者が自分のページを削除した後でも広告収入のためにホスティングを続けることをやめてほしいともしています。

AUSからの所感

Softonicにおいては、かつてはゲームも含めた各種ソフトウェアの配布と同時に、ブラウザーに表示されるツールバーをインストールさせるよう仕向ける等の問題が指摘され、現在もまだ発売されていないゲームのページ内で無関係のソフトをダウンロードさせる事例が確認されています。

また、偽サイトがGoogle検索で公式サイトの上位に表示される事例として、2022年10月にGIMP公式サイトを騙る紛らわしいドメイン名の偽サイトが報告されています。

ソフトウェアの入手時には公式サイトや正式に認可されているミラーサイトから行うこと、一方で前述のような、リテラシーが十分になく検索でアクセスしてくるユーザーに独自のソフトウェアを抱き合わせでインストールさせようとするサイトが存在することを意識し、ブラウザーやアンチウイルス・UTMのアンチフィッシング機能等を有効にし、SNS等で不審なサイトの報告がないか等を参考にして、アクセスすべきサイトを慎重に判断することが重要です。